【20代女性の乳房切除ミス】乳癌病理検査(にゅうがんびょうりけんさ)とは

乳癌病理検査(にゅうがんびょうりけんさ)とは
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乳がんが疑われたときの針生検(はりせいけん)、乳がん手術後の病理検査では、採取したがん細胞を調べてがん細胞のタイプや特徴、悪性度などを明らかにしていきます。
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病理検査の結果は、その後の治療方針や対策を考えるうえでとても重要な情報です。しかい英語表記のままの診断書を渡されたり、何の説明もなかったりすると患者は全く分かりません。

 乳がんの病理検査で検体を取り違えられ、必要のない手術で乳房の一部を失った20歳代の女性が、取り違えた兵庫県・557683eac7948.jpgを運営する高砂市を相手取り、慰謝料など約1850万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴していたことがわかった。

 病院側はミスを認めて謝罪したが、取り違えの原因は不明のまま。女性は「被害を繰り返さないためにも、裁判で原因をはっきりさせたい」と訴えている。

 訴状などによると、女性は2014年4月、同病院で胸の組織片の病理検査を受け、右胸の乳がんと診断された。翌月、別の病院で乳房を切除したが、摘出部位からがん細胞が見つからず、診断時に別の50歳代女性の検体と取り違えられていたことが判明した。50歳代女性はその後、切除手術している。高砂市民病院は女性に謝罪し、その後、解決金250万円を提示。外部調査委員会が公表した報告書は「病理検査室で取り違えが起きた可能性が高い」とする一方、原因は「特定できない」とした。その上で再発防止を促した。

 女性側は「原因不明で再発防止ができるのか。少しの注意でミスは簡単に防げたはず。極めて初歩的で重大な過失があった」と指摘している。

 3月23日に同地裁であった第1回口頭弁論で市側はミスを認めたうえで、切除した乳房の範囲が小さいことなどから解決金額が妥当だと主張している。同病院は取材に「裁判中なのでコメントは控えたい」としている。


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