PACS(パックス)とは

愛し合うカップルの為に、結婚によって生じる不都合な点を好都合に改良したフランス独自の制度。
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◾相手側の苗字に変わらない
◾管轄は市役所でなく裁判所
◾別に永遠の愛を誓うわけではない
◾別れる時に離婚ほどめんどくさくない(どちらか一方の申し立てで契約解消可能)



結婚ほどではないが、ある程度の親密さが担保されるという程度でしょう。
嫌いなれば別れやすいので、恋愛指数で示すならば結婚よりも高いということになる。



そもそも、同性カップルの権利拡大のためにできたフランスの制度。
しかし現在では、利用者はほぼ異性カップルです。



なぜならば、フランスだと離婚するには弁護士雇ってお金がかかるし、裁判は下手すると数年かかり、めっちゃリスクを伴います。だから結婚 はしたくない、でもせっかくパートナーと住んでいるなら「夫婦」としてのメリットも手に入れたい、そんな需要があるわけです。



PACSしてみて、うまく行きそうだったら次は結婚、という「結婚の前段階」としてPACSするカップルもいますが、PACSのまま結婚しないカップルもいます。なので、「PACS=婚約」ではありません。



あと、結婚という制度はキリスト教が基盤になっているからしたくない、というアンチ・キリスト教の人もいます。



PACSするか、結婚するか、なにもしないか。それは二人が決めることであって、お互いが納得していたらどんな形を選ぼうと「軽い」も「重い」もないはずなのです。



ただ、日本にはない制度なので、日本の市役所に届ける必要がない、日本の戸籍に影響がないことが結婚との大きな違いです。



フランスでは確定申告などの公式書類で「パクセPACSE」=「独身世帯でない」かどうかが問われることがあり、完全にオフィシャルな関係ですが、日本だとこの状態が続くと「事実婚」とか「内縁関係(3年以上の同棲)」になりますので、日本国内法では実現が難しいです。


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