億トレーダーB.N.F小手川隆の株投資手法をテクニカル徹底分析

B・N・Fとは本名・小手川隆。
BNFは有名投資家ヴィクター・ニーダーホッファー(Victor Niederhoffer)からパクった2ちゃんねる掲示板の固定ハンドルが由来。
1978年(昭和53年)3月5日生まれ。
千葉県市川市出身。
164万円を元手にネットトレードを始めた時は大学に在学していたが、卒業までの単位を2科目残したまま中退している。2008年には218億円まで金融資産を増やした。
現在は東京都港区白金台の高級マンションに在住。
2008年、秋葉原駅前の地上10階・地下1階の商業ビル「チョムチョム秋葉原」の所有権を90億円程度で取得した商業ビルを保有している。
2011年、商業ビル「AKIBAカルチャーズZONE」を推定170億円で購入し、不動産の資産だけで推定260億円に達した。
みずほ証券がIPOのジェイコム株を1株61万円を61万株1円で誤発注したのを見逃さず購入し、大儲けしたことから、マスコミで「ジェイコム男」と呼ばれた。
最初に読んだ一冊はジェシー・リバモア。


大半のデイトレが朝買ってその日に売るのを逆手にとって、引けで買って寄りで売ってた為に深夜のNY市場を気にしてた。

買い持ち越しのGU狙い
BNFは2ちゃんねる掲示板で簡単な株講義をやっていて、その時いたのがCISとかびびりとか今の億トレーダー達。 2000年前後と言えば、ファンダメンタル重視、BNFはファンダは当然テクニカルも完全無視して、逆張りを慣行していた。BNFと話した奴は皆知ってる、徹底的な逆張りだった。 簡単な事だった。大儲けするには才能が必要かもしれないが、負けないだけならある事に気付けば簡単だった。


B.N.Fが当時2ちゃんねるに書き込んだ内容やインタビューなどからいただいた、ありがたいお言葉を見ていくことにしましょう。

『株価がジリジリと下がる状況を受け、ある人が損失に耐えられなくなり、株を売りますよね。すると株価はさらに下がり、これを受けて別の人も損失に耐えられなくなって株を売る、すると別の人も恐怖に駆られ売りの連鎖で暴落する。最後には、売ろうと思っていた人がほぼ売り尽くしてしまい、これ以上は売る人がいなくなる。そして「この安値なら買いだ」と判断した人達が殺到し、一時的に暴騰するんです。
これを「リバウンド」と言います。25日線乖離率が28~68%(市場やセクター、地合いにより異なる)を超えると異常な高値、安値を付けているとある程度判断できます。でも逆張りは非常に難しいので、あまりおすすめできません。

ちなみにこれ(クラリオン・東京テアトル・石井鐵工所)は当時(2001 年 12 月 19 日)僕が買ってい
た三種類の株ですが僕が買った日から反発し、上昇していくでしょう?これらの会社の25日線からの乖離率はどれも60%くらいあったはずで、どうみても下がりすぎだったんですよね。ただし、乖離率ばかり見ていると、倒産寸前の大赤字とか不正が発覚して上場廃止とか、そう簡単にリバウンドしようがない会社に手を出してしまうこともありますから注意が必要です!僕がこれらの会社(クラリオン・東京テアトル・石井鐵工所)の株を買ったのは、この時、株価が暴落した理由が「無関係な他社の倒産」だったからです。この3社は当時業績があまりよくなく他の無関係な会社が倒産しただけで、みんながここもやばいんじゃないか、という発想になり暴落しました。僕にはこの3社は倒産するような状況には見えなかったから買ったんです。株式投資で最も重要なのはそういう理由の分析も含め全体の流れを見る力、即ち洞察力なんです。相場の雰囲気を読み「連れ高銘柄」を狙う。

・値動きが似ているグループ株を抑えておく (例:鉄鋼株→住友金属工業、新日本製鐵、神戸製鋼所、JFEホールディングス) グループ株は一つの銘柄が上がりだすと他の銘柄も上がりだす。いわゆる連れ高と呼ばれる現象。
・日経平均株価が上がりだすと鉄鋼なら前兆として4社のどれかが上げ始める。他の3社のうち、上がっていない銘柄があればそれに買いを入れる。

先物相場の情報利用法
先物相場は、日経平均の動きに先だって動くため「非常に利用価値が高い」とか。先物が急騰したら日経平均に連れ高する主力株を買い、下落したら売り、で間違いない。「どちらかといえば、先物が動いた瞬間、どれだけ早く反応できるかの勝負ですよね。」

株価は不思議なもので、会社の価値は何も変わってないのに、その日のニューヨーク市場や先物の動向など、相場全体の雰囲気で上下するんですよね。仮に鉄鋼株を例にとると、相場の雰囲気がいい日などは、住友金属、新日本製鐵、神戸製鋼所、JFE ホールディングスなど、その分野の主力株が軒並み騰げるんです。連れ高にはパターンがあるんです。たとえば鉄鋼なら、前兆として上の4社のどれかが、日経平均とともに騰げ始める。しかし、この前兆段階だと、他の3社のどれかが、まだ騰がってなかったりするんです。そんなときすぐ買いを入れるんですよ。騰げるときには相場全体が一気に騰がるから、連れ高を利用した方が儲かるんです。連れ高が予測される瞬間を具体的にどう見極めるのか、ばかりは様々な企業の値動きを1日中見て体得するほかないですね。毎日これ(登録銘柄リスト)を見続けると、一気に下がっていたハイテクが値を戻し始め、すると日経平均が上がり、相場が強くなってきたのを受け鉄鋼も騰げ始める、というイメージが湧くんです。儲かったのは僕の実力じゃなくて、単に時代のおかげ。すべては相場環境しだいなんですよ。

とにかく毎日株価の動きを見てみることですよ。会社員の方や学生の方で日中のザラ場が見れなかったとしても、家に帰ってから株価を見て、どうして今日は上がったのか下がったのか、自分なりの理由を見つけていくといいと思います。今の時代、別に株を持っていない人でも、会社名をヤフーなどの検索エンジンに入
力すればチャートは一瞬で見られますからね。これから株を始めてみようという人は、とりあえずどこかの会社を買ったつもりになってしばらく見ていくのがいいかもしれません。

それと初心者の方にアドバイスしたいのは、業種(セクター)ごとの盛り上がり方(トレンド
を見ることですね。〇〇百貨店という会社なら小売業だし、〇〇建設なら建設業、要はその会社がどうい
うジャンルに区分けされているかということですよ。例外は低位株や新規上場した会社の株。そういう会社はその会社本来の業種ではなく低位株(1株1~999円)というセクター、新規上場というセクターとしてジャンルを作ります。株というのは業種全体で値上がりしたり値下がりしたりすることが多いですから、自分が選んだ一つの会社を見るだけでなく同業他社がどうなっているかを見るのがとても大事なんです。僕がジェイコム株を買ったのも別に誤発注に気づいたからではなく、この時期に新規上場した会社はしばらく強いと睨んで注目していたからですしね。

日経全体の上値が重くなって買える株が少なくなったりすると、低位や新興にお金が流れ急上昇したりします。あとは売買代金や出来高の推移もよく見て、下がっていてもたくさんの人が買っているなとか、上がっていても少人数しか買ってないな、と見極めることが重要です。そうすれば、次に強いのはどの業種か、それからその業種の中でどの会社をいつ買うべきかどんどんわかっていくものなんですよ。

IPO 銘柄はインターネットの情報サイトで、どんな会社か、予想価格はどれくらいかを調べているだけですよ。複数のサイトの予想株価と相場の雰囲気を総合すれば、今後の展開はだいたい読める。先物相場は非常に利用価値が高い。どちらかといえば、先物が動いた瞬間、どれだけ早く反応できるかの勝負ですよね。注文を出す場面になると考えるより先に手が動く。それほど条件反射的なんです。

朝は8時15分に起きて、先物相場の動向や、米国株の状況を確認したりします。もちろん、マーケットスピードで、扱っている銘柄の株価情報も見ます。新聞やテレビは見ませんね。あとは9時になったら、注目している銘柄の売り時や買い時を見つけて、取引するだけです。午前の取引が終了する 11 時過ぎに遅い朝食をとって、午後も同じように取引をします。15時を過ぎたら、その日のニュースをネットで確認。

セクター別にしているのは同じ業種は連動するから。去年だと鉄鋼や銀行、証券がほぼ同時に上がって、その次にハイテク、造船という順番で上がっていった。ただ今は、上がるときは全部上がって下がるときは全部下がるという感じ。セクターごとというよりも全体が連動するんですよ。それも日本だけでなく世界の市場が。例えば今日は、昼休み中にシンガポールや韓国の市場がどんどん上がっていった。そしたら後場で日経平均も急上昇しました。

市場全体を見渡して、その時々で資金がきている銘柄を買ってるんです。鉄鋼、商社、自動車、銀行こういう銘柄は循環で物色されてますから、その時々の波に乗るっていうか。あとは全体の動き。日経平均先物を見ながらイケそうだったら多めに買うし、ヤバそうだったらすぐ降りる。上げてもいないのに長期で持つことはまずないです。手法といえるのはそれだけで、まぁ始めた時期が良かったんでしょうね。

2004 年は大型株の動きがあまり良くなくなってきたので、仕手っぽい株や、フィデック、タカラバイオなどの IPO 銘柄など個別に盛り上がっている株を中心に売買しました。たまに、その銘柄を買っている人がパニックに陥るような暴落が起きることがある。石井鐵工所・福島銀行・クラリオン・東京テアトルのほか、01 年末の宇部興産、02 年半ばの大手銀行株などです。ところが、この暴落時が絶好の買い場なんですよ。

上げ相場と下げ相場では、投資法が若干変わってきます。上げ相場では個別銘柄の出来高推移、場中の板情報、日足チャートを中心に見ますね。基本的にはチャート重視です。利益確定売りや損切りのタイミングについては自分なりのルールが何パターンかありますが、詳しいことは言えません。ライバルも多いですからね(笑)。

今の上昇相場では、超大型株を中心に取引しています。売買高ランキングを参考にして銘柄を選んでいますね。例えば、三菱 UFJ や住友金属工業などです。この相場では超大型株を選べば、普通は儲けられると思います。あと、大事なのは損切りを早くすることでしょうか。僕自身は、想定より下がった場合には、上がるまで待つことはせず、早めに損失を確定させています。

2000年~2002年当時は、全体的に株価が下落トレンドにあった時期でしたが、それでもスイングトレードなら利益が出せました。株価が下降する時でも、一本調子で下げるのではなく、下げてはある程度値段を戻すというのを繰り返して波を作っていく。その下がった後のリバウンドを狙って買っていたのです。具体的には、ランキング情報を見て、25日移動平均線より株価が大きく下回っている銘柄を選ぶのです。当時は、兼松、日商岩井(現・双日)、住友重機械工業、井関農機など、25日移動平均線との乖離率が60~70%もある株が多くありました。それらのような下がりすぎた株を買って、一時的に反発したところで利益確定していったのです。

ジェイコム株の初値予想は100万円くらいでした。だいたいIPO(新規上場株)は初日にチェックしてるんですけど、100万以下なら買いかなと思ってたんです。なので、67万2000 円の初値がついた時点で大量に買おうと思ったら、いきなり57万2000円のストップ安でしょ。「なんだこれ安い?!」これは買いだと思いましてね。まあ、100万くらいまでは上がるだろうと思って。

昨年の前半は、IPO 銘柄だった通信会社の日本通信とオンライン・ゲーム会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントで大きく儲けることができました。二つの初値はそれぞれ 7 万円と 420 万円でそれほど高くなかったんですが、その後、連日の高値更新で急騰したんです。この二つで数億円の資産を作ったのが大きかった。その後の相場で大量の資金を投入することができましたから。

投資術を言葉で説明するのは難しい。株取引を始めた5年前の下げ相場と2005年のような上げ相場では扱っている銘柄も数もやり方も違うし、市場に参加して独自で学んでいったので、お手本というのもないです。2005年のような株式市場全体の上げ相場では大型株の循環物色。今日は造船とか銀行とか、その日に盛り上がっている業界の売買をしている。判断の基準は感覚というか慣れ。トータルの値動きへの洞察力が一番大事。
日経平均や先物市場の動きを見ています。株価収益率 (PER) や株価純資産倍率 (PBR) については、全く見ないです。長期保有だったら意味があるかも知れないが、短期の売買では下がるときは下がるし、上がるときは上がる。業績のいい企業の株でも下がったら負け。気にしてもしょうがない。株価に織り込まれている。

常時保有しているのは十~三十銘柄で流動性のある大型株が中心です。日経平均先物で全体の流れを見ながら色んな銘柄を物色する。相場が悪いときはリバウンド狙いです。

他人の資金を動かすようなファンドは絶対にやらない。
株のことは忘れたい。
でももうかっているうちはやめられない。
大損するまでやめられないのでしょうね。

1998年に NHKスペシャル「マネー革命」を観て、海外の投資家が個人で凄い金額を稼いでいるのに衝撃を受けました。その後、「これから株が上がる」という景気のいい見出しの本を立ち読みして株をやってみようと思った。最初は郵便のバイトやお年玉などで貰った164万円が元手でした。

株投資で特別なことは何もしていません。日経新聞はパラパラと目を通す程度で、とらなくてもいいと思っているほどだし、投資関係の雑誌もまったく読みません。「会社四季報」の情報やニュースをインターネットで見るくらいですね。

世間ではネット投資家というと、みな一括りに「デイトレーダー」と呼ぶ傾向があるけど、僕の投資スタイルは1日~1週間程度で売買する「スイングトレード」です。株をホールドする期間は長くても、せいぜい10日間。たいがいは2~3日のサイクルで売買します。「下がったら買って、上がったら売る」の単純作業の積み重ねです。無駄な売買をやっていることも結構多いし、買った銘柄が予想以上に上下して、結果的に一日で手仕舞いするデイトレードになることはありますけどね。

僕が株を始めたのは、ITバブル崩壊後の下げ相場からです。もっとも下げ相場といっても、決して一直線に下がるわけじゃありません。一定の下値に達したら、リバウンドで上昇するのが普通です。当初は下げ相場のなかで、下値に達したと思われる銘柄を買って値上がりを取っていくスタイルでした。2001年前半はこのやり方を繰り返してある程度儲けましたが、後半は損することが多くて精神的にもきつかったですね。このときに起こったのが、9・11の米国同時多発テロです。あのときは KDDIとか日本テレコムとか通信株をたくさん持っていましたけど、これらが軒並みストップ安になってしまって本当に参りました。

引き続き2002年も相当苦しかった。この年は前半こそ儲けたものの、後半の半年で儲けた分を帳消しにしてしまいました。結局、資産は横ばいのままでしたね。このころは米国株と日本株の連動性が強くて、乱高下する米国株価にずいぶん振り回されました。米国市場の動きが気になって、朝の5時、6時まで相場をにらんで、2 時間寝たら日本株にかじりつく時期もありました。きつくて、もうやめようと思ったのも、その頃です。このような下げ相場のときをくぐり抜けているので、株がいかに厳しい世界であるかは自分なりに理解しているつもりです。

僕の投資スタイルは短期売買が大前提で、長期の株価予想はしません。一日の予想が当たればいいんです。つまり、1日の相場予想を着実に当てて、それをコツコツと積み重ねていく。30日続けば、結果的に1ヵ月の予想が当たったことになる。長くてもせいぜい1週間単位の予想ですね。昨年のように中期的に見ても大幅に株価が上昇した相場では、短期売買を繰り返すよりも中長期でじっくり持ってから売ったほうが結果的に儲かったでしょう。でも、これが僕のスタイルですから変えるつもりはありません。』




いかがでしたか?かんたんに儲けているように見えても、実は色々な苦労があるということをお分かりいただけたでしょう。テクニカル投資家でありながらも、やはり市況情報が入っているのといないのとでは結果に大きな違いが出ます。日経チャンネルマーケッツでは投資家が今日欲しがっているホットな情報をお届けしてくれるので、漠然と見るだけでも投資家の動向がつかめます。
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