地面師(じめんし)とは

ジメンシとは、
jimenshi

土地の所有者になりすまして売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う者、もしくはそのような手法で行われる詐欺行為のことである。

日本では、第二次世界大戦後間もない頃に地面師被害が多発した。背景として、都市部の登記所(法務局)を含む役所が被災して書類等が焼失し、また社会情勢や役所内の混乱もあり、不動産登記や証明が確実に行えないことがあった。1980年代後半から1990年代初期にかけてのバブル時代には、土地の価格が高騰し、大きなリターンが得られたことから増加した。その後は沈静化し、登記簿や印鑑証明など権利関係の移転に必須な書類の電子化が進み、他人へのなりすましはより困難になってきている。
2010年代半ば頃より、主に東京都内において、東京オリンピック開催を機に土地の価格が上昇し、管理の行き届かない土地や所有者側の事情で表面化しにくい土地を中心に地面師による被害が発生していることが報道されている。2017年には、積水ハウスが偽造書類を用いたなりすましにより約55億円の被害に遭い、2017年2-7月期連結決算にて購入代金の回収が困難になったとして、被害相当額を特別損失に計上したことが大きく報道された。

警視庁は、10月13日からフィリピンに逃亡している主犯格の小山こと、カミンスカス操容疑者(58)をICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配した。今回の国際手配は「青手配」と呼ばれ、警視庁はフィリピン当局にカミンスカス容疑者の所在などについて情報提供を求めている。


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